・コンポディションボディー
桐粉や砂、石灰、にかわなどを練り固めて作る。頭部、手、足をゴムと金属でつなぎ合わせたものをいいます
●初期のビスクドールの形は大人の女性の姿態を模したファッションドールが主流でしたが、1870年ごろからは少女(べべタイプ)の人形を発表しはじめました。
鹿皮で作られたボディーにおがくずを詰め、手足や腕はヘッドと同じビスクで作られ、バネやニカワ、糸で止められていました。
70年代の後期には、手足も動くものが作られ、金属や鹿皮ジョイントやちょうつがいなどといったものも使われました。
80年代、べべタイプの人形はより可動性をよくするため、手、足、胴を別々に成型し、関節部にボールを用いゴムひもで胴を通し、手足をつないだものが多く出回りました。
各メーカーにより色々な工夫がなされ、興味深い表情も豊かな作品が生み出されたのです。
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